せしゅ 施す 施される
今日は日曜日で作業はお休みです。
施主って最初なんて読むか分かりませんでした。注文住宅を建てなければ生涯関わりあいのなかったであろう言葉です。その施主について今日は書いてみたいと思います。
ばるは工事現場と職場が近いので昼休憩時間にちらっとよったり、仕事終わりで職人さんたちが帰ったあと工事現場に忍び込んだりしてます。もう今は玄関ドアが付いてますので中には入れないですが・・・
この施主毎日来るな、仕事してんのか。って職人さんたちに思われてないか少し心配だったりするくらいです。
もちろん自分の家が出来ていく過程を目に焼き付けておきたいという思いは強いです。でもそれと他に、職人さんたちの仕事風景を見るのがとても楽しいんです。なので見学している時は写真を撮るのですが、家を撮るというより職人さんたちの仕事風景を撮ってることも多いです。子供のころに工事現場でクレーンが動いてなにかを作っているのを時間を忘れて眺めているようなそんな心境です。
すごいな、器用だな、なんでこんなことできるんだろう。 その連続です。
さらに、昼に来て夜にもう一回来ることが有るんですがそのときに感じられること。
昼にはおがくずや釘や部材やコードなどでひしめきあっていた家が夜にはきちんと整えられ、掃除もして綺麗な状態にされていること。
外の部材にはブルーシートがかけられ、ライトは箱の中にしっかりしまわれ、コードも綺麗に丸めて集められていました。
当たり前のことなのかもしれないですが、こんな小さなことで嬉しくなります。大工さんの腕が良いとか悪いとかってばるのような素人には分かりません。ただ掃除に上手い下手ってないと思うんです。こんな風に現場を綺麗に管理してくれる大工さんなんだからきっと家も綺麗に作ってくれているんだろうな、職人さんたちはきっと自分の仕事に責任とプライドをもってやってくれているんだな、と思えます。
どんな人に建ててもらえたのかってことを知れるのも注文住宅の魅力でもありますよね。
家ってそんな人たちの気持ちもあわせて建てられていくものなんだなと。
上棟式で餅を撒いたりしていろんな人にほどこす側だから施主ってよぶんだろうなって考えていましたが、そうではなくて職人さんをはじめとして家に関わる多くに人たちに施されるから施主なんだなって思います。
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