いつのまにやらマイホーム  うぃず 新昭和

家づくりをきっかけにブログ始めました 家族が幸せになる家づくりをしています

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遺産としてのマイホーム

いきなり暗いテーマですみません。でも今日はちょっと内容が重くなると思います。住宅ローン、つまり借金です。その借金について考えたいと思います。
ばるは仕事でも借金があります。家を買う前でしたので、その頃の大きな買い物といえばせいぜい中古車を買った100万くらいのものでした。そんな金銭感覚の中でまとまった額の借金をすることになり、家族を連帯保証人にしたり実家を担保にしたり。もちろん不徳な理由で借りる訳ではなく夢を実現するための借金です。でも借りる理由がなんであっても、契約書の半を押してからは不安でたまりませんでした。仕事がうまくいかなかったら・・今自分が倒れたら・・。連帯保証人になってる家族も実家も巻き込んでまとめて路頭に迷わせることになります。しかもちょうど運悪く半を押した直後に3回ほど悶絶するくらいの腹痛に襲われました。気を失いたくなるほどの痛みでした。結局それは尿管結石の激痛だったのですが、このまま自分はどうなってしまうんだろう、と人生の中で一番と言ってもいいほど精神的に追い込まれていたことを思い出します。そんな心が押し潰されそうなくらいの不安を軽くしてくれたもの、それは生命保険です。
もしばるに万が一のことがあっても、生命保険があることで最低限家族や親族に金銭的な負担をかけなくてすむ、もちろん金銭的な負担以外にも迷惑をかけることになるとは思いますが、最低限の罪滅ぼしは出来ると思います。そしてこんなことを書きたくはないですが、ある程度の期間を置いてからは最悪、自殺でも保険金はおります。今はばる息子の成長をみるのが仕事のやり甲斐でもあり、生き甲斐でもありますので死ぬ気なんてさらさらありませんが、親族まとめて不幸にするくらいなら、という覚悟はあるつもりです。

なんでこんな話をしたかというと、住宅ローンってのも同じようなことなんじゃないかと考えるからです。住宅ローンには団体信用生命保険というものがあります。これはばるに万が一のことがあれば家はそのまま家族の物として残り、借金はチャラになります。住宅ローンを借りて家を建てておけば、もし万が一のことが起きた場合にばる嫁とばる息子に家という遺産を残してあげられる。住宅ローンを借りないで万が一のことが起きることほどよっぽどマシだと思うんです。そう考えると今回の住宅ローンの半を押すときは以前ほど怖いものではありませんでした。その万が一の起きる確率、日本人が40歳までに亡くなる確率は2%だそうです。50人に1人。学校の教室で先生に指される確率くらいでしょうか。
その確率でばる家族を不幸にしてしまう可能性があって、住宅ローンがそれを助けてくれるかもしれない。そう考えると、借金は怖いものでも恐れるものでもないのかなと。
ただ、もちろん身の丈に合わない額の借金は首を絞めるだけですので勧めているわけではありません。借金が怖くて新築を尻込みしている人がいれば、そういうプラスの面もあるんだよ、と。そして以前のばると同じように借金で心が窮屈になってる人も、住宅ローンを味方につけて前向きになれればいいのかな、と思います。
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この家がばる家族にとって幸せな棲み家となりますように。


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