いつのまにやらマイホーム  うぃず 新昭和

家づくりをきっかけにブログ始めました 家族が幸せになる家づくりをしています

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 読んで頂けたらクリックしてもらえると嬉しいです。

床暖房。 導入する前に知っておきたいこと。 

今日はとても寒いですね。こんな日はホットコーヒーを差し入れしに行こうと思います。

今日はブログにもちょいちょい出てきた床暖房について書いてみたいと思います。
床暖房はばる家にとってマストな設備でした。ばる家というかばる嫁にとって、ですが。
ただ、床暖房といっても色々な種類があります。代表的なもので、
①電気ヒーター式床暖房
②温水式電気床暖房
③温水式ガス床暖房  となります。

まず①の電気ヒーター式ですが簡単に言うと、電気カーペットを床下に敷くようなものです。電熱線を使用します。
特徴としては、初期費用が安いのと、狭いスペースだけを効率よく暖めるのに向いています。デメリットはランニングコストが高いということと、空間を暖めることは出来ない、ということです。たとえばキッチンでの料理中や脱衣場での足元を局所的に暖める、という使い方には向いているかもしれません。

②と③は温水を使って床を暖めるのは共通で、熱源が電気かガスか、の違いになります。
電気式ですとヒートポンプ式を使って大気の熱で暖める方法、つまりはエコキュートのお湯を使います。太陽光発電を載せたオール電化住宅ですと、うまく使えばランニングコストは非常に安くなると思います。ただもちろんデメリットもあります。第一は立ち上がりが遅く、十分温まるまでに2-3時間以上を要します。そのため使用する際には、タイマー設定をするか、立ち上がりの際に補助暖房をうまく使う必要があります。それとエコキュートで温水を補う場合、やはり湯切れに注意が必要となります。かつ、イニシャルコストは高めです。大きな面積に設置する場合ですと、立ち上がりの時間も長くなり湯切れのリスクも増えますので注意が必要です。

対してガスを熱源とするガス式の場合、立ち上がりの時間が面積にもよりますが40分-1時間と短くなります。さらにガスの強い熱源を使いますので、輻射熱で部屋全体を暖めます。イニシャルコストは安めです。電気式に比べると使用する時間帯を気にしなくてよいというのもメリットかもしれません。
デメリットですが、やはりランニングコストが高いという点です。

まとめますと、
・省スペースで使う場合には電気ヒーター式
オール電化ランニングコスト重視、立ち上がりの時間はタイマーなどで解決、という方は温水電気式
ランニングコストには目をつぶって便利さと立ち上がり時間重視、広めの設置面積で床暖房だけで家を暖めたい、という方は温水ガス式
という形になると思います。さらには最近はガスと電気を組み合わせたハイブリッド式もあります。ガスと電気の良いとこどりをするわけですね。
この説明をみると、なんだ温水電気式だと家全体を暖められないのか、と思われるかもしれませんがそんなことはありません。実際に一条工務店の体験宿泊棟では、全館床暖房をエコキュートでまかなっていました。ただ、家全体を暖めるためには相当な時間が必要だということです。そのため一条工務店で家をたてた人の多くは、冬前になると床暖房の電源をつけ冬はそのままつけっぱなし、春になって暖かくなってきたら切る、という使い方のようです。

床暖房でも色々ありますよね。
これらについてなにも知らなかったころ、◯サワホームの営業の方に、契約してくれるならリビングダイニングの床暖房付けますから!と言われました。
おお、これは美味しい!と当時は思いましたがそれは電気ヒーター式。危うく金喰い虫の設備を入れるところでした。

そして注意したいのは、床暖房の設置のしかた。コレすごい大事です。
人が立ったり歩いたりするすべてのスペースをカバーすることが大事です。これをしないと、設置していない部分を歩くたびに不快になったり、最悪のケース温度差によって心臓に負担がかかることがあります。さらに部屋全体を暖めるためには床面積の8割くらいをカバーする必要があります。これはこちらより指摘をしないと壁より50センチは施行してくれないケースがありますので注意が必要です。この部屋に床暖房設置しておきますね、で安心するのではなくしっかりと図面をみてどこからどこまで施工されているのか、を確認された方がよいかと思います。

ちなみに、ばる家はリビングダイニングキッチンにガス式床暖房を設置しました。壁ギリギリまで、床下収納以外の面積を施工して床暖房だけで暖房をまかないたいと考えています。元よりオール電化ではないのと、タイマーをうまく使える性格ではないだろうということで立ち上がりの早いガスを選びました。設置費用は当初のオール電化エコキュートプランよりだいぶ下がって助かったのですが、ランニングコストが心配です。。。


次も期待してるよっ! って方はぽちっとお願いします。。
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ
にほんブログ村